「in praise of shadows」Chicago Underground Duo

In Praise of Shadows

In Praise of Shadows

シカゴ・アンダーグラウンドの中核、ロブ・マズレクとチャド・テイラーの二人によるデュオ名義での新作が出ていたのですよ。それはいいんだけど、全体的に実験的な作風であんまり好みではない。やっぱり僕はトリオとかカルテットの方が好きだなあ。
それでも二曲目「in praise of shadows」の後半から始まるアグレッシブで不穏なドラムとコルネットの絡み合いはかっこいいね。あとは三曲目のエレクトロニカっぽいビブラフォンとか四曲目、それに八曲目のこれは、なんだろ、ビブラフォンかな?もなかなか。続く九曲目のスペーシーな小品もよし。十曲目はシカゴアンダーグラウンドらしいピアノとドラムのせめぎ合いがまたかっこいいね。あとはなんか聴いてるとこころがさむざむとしてくるぜー。