所信表明@2006

どうにもこうにも時間がない。もう少し何事もキチキチっと集中してやればよいと分かっているのだけどそうそううまく行くものでもなくて、じゃあどうすればいいかといえば時間をかけてやればいいということなのだろうな。どういうことかというと、このあたり僕は人間の脳みそも処理速度の高低はあれど原理的に出来ることは同じではないのかねという考えを持っていて、*1そうとすれば例えばノイマンみたいな化け物に敵うかどうかはともかく、ある程度の処理能力の差は解消できるのではないかと思う。実際世の中の色々な制度設計を見ても、そういう住み分けみたいなものは散見されるのでこの方向性は妥当なのだろう。比較優位万歳。
で、なにか「就職すると学生時代に読んだ本のレベル以上のものを読めなくなる」という話を聞いて結構ビビっているわけですが。どうしましょ。とりあえず、それまでに英語の原書を普通に読みこなせるぐらいになりたい。あとは数学と論理学をある程度押さえておきたいところ。ここらへん読書人生における基礎的リテラシーじゃないかな。それ以上はまあその延長でなんとかなるでしょ。この二つができると吸収できる知識の範囲が飛躍的に広がると思う。*2

*1:万能チューリングマシンみたいなさ。

*2:僕はもう押さえてるつもりなので詳しく書かないけどロジカルシンキングも基本ね。これができるようになると世界が変わると思う。あとは思考の枠組みをいくつか持っておくと便利。具体的にいうとリーガルマインドと経済学的思考方法は持っておくと強い。