「the campfire headphase」boards of canada

The Campfire Headphase (WARPCD123)

The Campfire Headphase (WARPCD123)

今更ながら取り上げるのはボーズ・オブ・カナダ待望の新作。フル・アルバムとしては3年ぶり3枚目の作品。
一聴して結構変わったなという印象。全体的には相変わらず幻想的で、きらびやかなミニマル・ミュージックなのだが、驚く事に今回は生楽器が多用されていて、以前にあったBOC特有の不穏な空気感が和らいでいる。メロディーラインも凄く和やかでヘブンリーという形容がしっくりくる。前作「ジオガディ」を初めてきいたときの衝撃には及ばないとは言え総じて佳作。ノスタルジックなサウンド・スケープが心に優しい。人生に疲れた人は聴け。なんか後ろ向きですが、まあそういうものです。うぅうぅ。
あ、あと変なキーホルダーが付いてた。何に使おうかしら。