「The Ends Against The Middle」Anti Pop Consortium

The Ends Against the Middle

The Ends Against the Middle


散策中に偶然見つけたブツ。APCWARPから出した音源としては初物なのかな。当時WARPPrefuse 73に続けて彼らのようなヒップホップグループの音源をリリースするというは結構衝撃的なことであったようだ。でも、アフリカ・バンバータとクラフト・ワークの例を挙げるまでもなくヒプホプとテクノの相性は良いのです。量販店じゃあんまり見ない代物だし、即購入。
そんなわけで買ってきたはいいものの、ケース開けるといきなりCDが転がり出てくる。どうやら真ん中のCD止めのツメが半分ほど砕けていたらしい。さすがは輸入盤。品質管理がなってない。すざけるな。しかもプレイヤーに突っ込んでみたら再生時間16分などと表示されたのでなんの冗談かと思う。短い。短いよ。とはいえ、お目当ての六曲目Perpendicularはやっぱり良かったのでまあ満足。上品なピアノとシンセの音から後半一転して重苦しくて固いリズムに殺伐としたフロウが乗っかるのはなんというか逆カタルシス。ん?それは駄目か?このPerpendicularはWarpVisionにPVが収録されていて、変な髪型のお姉さんが爆発しちゃったりしてかなり面白い。変な髪型と言ったが、去年の夏頃に都心で見かけたことがある。しかも2、3人連れ立ってみんな同じ髪型。変なの。ああ、あれがキモカッコいいということか。納得。