「Scale」herbert

Scale

Scale

名盤。ハーバート名義としては「Bodily Function」以来久しぶりとなったこのアルバムは前作と打って変わってポップで賑やかな春の歌。特に印象的なのがダニの声。こういう強い意志を感じさせる女性の声ってかなり好きかも。特に「Harmonization」の生き生きとして自信溢れるボーカルが凄い。楽曲の方もワクワクするようなビートにピコピコの電子音響が絡むかわいらしい一品。
他にも冒頭一曲目の「Something isn't Right」からラスト「Wrong」まで、アルバム通して何か小雨の降り掛かる裏路地を急ぎ歩くような不思議で懐かしい感覚を受ける曲が多い。こういうのはいいですね。