今回の参院選の件

まあ下馬評通りというか自民大敗の模様。僕的には一番なんとかしなくてはいけないと思っていたのは日銀の金融政策だったりして、するとそれは争点にすらなってないわけでわりとどうでもいいかなーって感じだったのですが、*1例の政治資金規正法関連のアレとか特に年金問題とかで怒れる大衆の鉄槌が自民党に振り下ろされたようです。消費税もそうだったけど社会保障関係とか中流層の既得権関係でしくじるのはやっぱり現代民主制では致命的なんですね。まあ民主主義的には有権者が自らの利益に敏感なのは悪いことであるはずも無いのですが、民主党参院選勝ったからってどうなんだって話ではある。
で、この件で安倍総理ご執心の公務員制度改革関連はこれで頓挫するのかな?それともまたぞろ強引に押し進めて行くのでしょうか。個人的には日本の官僚制の特徴であるメリットシステムにどの程度政治任用的な制度、文化を持ち込めるかが注目だったのだけど、今回の敗北でどうも雲行きが怪しくなってきたね。だいたいがそれやるには日本の労働市場流動性をまずなんとかしなければいけないわけで、それ政治だけで出来るもんなの?そもそも出来るの?って話なわけです。そもそも出来たからと言ってどれだけメリットがあるのかよくわからないのですが。
そして久しぶりにジャーナル・スタンダード行ったら変なカード貰う。ポイントの期限が伸びたらしい。めでたいことで。政治より人生。政治より商売、です。

*1:とか思ってたら中川幹事長がお辞めになるそうで。あらあら。